付言事項
2024/03/23
遺言書の「付言事項」とは?
遺言書の内容は、法的効力のある法定遺言事項と、法的効力のない付言事項に分けられます。法定遺言事項は、身分に関すること、財産に関すること、相続に関することのおおまかに3つになります。一方、付言事項は法的効力がないものですが、相続人に残したい言葉や思いを伝える役割を果たします。
付言事項に入れたほうがいい項目6つ
- 家族への感謝の気持ち: 遺言書は成立するものの、家族への感謝の気持ちを付言事項に書いておくと、遺言書が家族にとって特別なものになります。
- 遺言の動機: 遺言を作成した理由を書くことで、相続人からの同意を得やすくなります。心配なことや看過できない事情を共有できます。
- 財産配分の意図や理由: 法定相続の持分と異なる配分がされた場合、その意図や理由を書くことで相続人の理解を得やすくなります。
- 遺品の処分方法: 遺品は金銭的価値だけでなく、故人や家族の思いの詰まったものです。大切にしたい遺品について記載しましょう。
- 葬儀方法: 葬儀についての指示を遺言書に記載することで、遺族が円満に執り行えるようになります。
- 遺された家族への希望や願い: 臓器提供や献体についての同意が必要な場合、遺言書で希望を伝えましょう。
付言事項の具体例
以下は、遺言書の付言事項の具体例です:
- 「妻に多くの財産を相続させる」: 遺言者が妻に感謝の気持ちを込めて遺言を遺す理由を記載します。
- 「子どもたちへの思いを伝える」: 遺言者が子どもたちに対する願いや希望を述べます。
「行政書士山野伊紀事務所」では、遺言作成をサポートします。遺言作成をお考えの方は当事務所にご相談ください。
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